博士の愛した数式
小川洋子「博士の愛した数式」
何年か前に映画化もされてる小説。実家にあったので読んでみました。
17年前の交通事故以来80分しか記憶をもち続けることができなくなった数学者「博士」と家政婦の「私」とその息子「ルート」の交流の物語。
途中、「博士」がなぜそんなに子供を無条件で慈しもうとするのか、「博士」の記憶が80分もたなくなってるんじゃないかとか、「博士」と「未亡人」の過去の関係や「ルート」の父の存在だとか、物語の伏線と思わせるような場面がありながら、やはり最後まで何も語られないまま終わっていく、終始淡々と物語がすすんでいって、きれいなあたたかい気持ちのままそのまま終わり。
残念ながら、最後まで、博士の示す数式の美しさに心を奪われることができなかったのは、自分がバリバリ文系だからなのか、それとも「私」の姿を、猫村さんか市原悦子にしか思い描けなかったせいなのか・・・。
This entry was posted on 月曜日, 1月 26th, 2009 at 00:39 and is filed under 本, 趣味. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
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